※こちらは「幕末志士の恋愛事情」プレイ記です。ネタバレ注意。
ちょっ……
ええと、第五話、盛りだくさんすぎてもう何がなにやら……!
とりあえず序盤。
やっぱり武市先生は甘やかし要員だ ルート以外では。いや甘やかし要員というか、デレ要員というか。
気に入ってる子 くらいの方が遠慮なくデレられるらしいです。面倒くさい男じゃのう!
そんで、主人公が高杉さんがふざけてばかりとグチるのに対して、龍馬さん&先生に「言ってやって!それふざけてないって!本気だって!」と思っていたら、一足飛びに核心を突きました。
「楽しそうだのう」
や、やるな……!いいとこ突くわー!確かに高杉さんがどう思っているかより主人公がどう思ってるかがこの場合問題だ。
でも主人公、高杉さんに対する「わたしの心境など全く知らず」とか「聞こえてなかった、よかった」とかは無駄だと思った方がいいよw絶対聞こえてるww
あと「オレの女に手を出してないだろうな!」「高杉さんの女じゃありません!」「早いなおい!」というすでに夫婦漫才のような掛け合いに笑いました。
このルート、他みたいな主人公の「……え?」とか「!?」とか「???」とかが少ないよね。反応ごっつ早いよね!
まあ、それを言ったら「
まだ高杉さんの女なんかじゃありません」という語るに落ちている台詞もニヤニヤものなんですが。
そんなこんなで、五話目にして主人公がなんだか明確にラブって来て、どうしても展開が早いというかおいおいおまえら一目惚れ同士じゃん?みたいな生暖かい雰囲気が漂っております。
他キャラルートだと、
いい人→懐く→いつも一緒にいる→あれ?私……
となるところが、
何考えてるんですか!もう!→あれ?私?
となっている気がする。まあそこが楽しいところでもあるんですが。これ大久保さんルートでも似たような感じになりそうだなぁ。
とか思ってたら大久保さん登場!?
ヤバイ!!!
と思わず叫んだ私。いやいややばいでしょ!大久保さんは!それほど本気じゃなくってもヤバイでしょう!高杉さんルートで大久保さんは!!!
これ、一歩間違えたら長州→薩摩の……まだ逆ならともかく……高杉さんルートは……あああああ。
ドッキドキしながら見ていると、大久保さん→主人公のあからさまな絡みというか「こんなに気に入ってるんですよ」アピールに対して、高杉さんは普通に笑ったりしています。いつも通りです。
あれ?大丈夫なのかな?まあそれはそうか、乙女ゲでそこは出さないよね……
高「さすがオレが惚れた女だ!」
ん……
大「薩摩藩邸に来てもいいぞ」
高「おい、嫌なら嫌と言ってやれ」
あれ?……
大「私と高杉君のどちらがいいかハッキリしろ」
高「どっちなんだ!」
えええええええきたあああああああ
やべえ、これやばい!どうするんだよ!顔は笑ってるけど空気が凍ってる!
ブリザーーーードブリザー♪というフレーズが頭に流れました。
そして、それに対する主人公の選択
「か、桂さんが……」
スケープゴート乙
漫才か!ネタなのかこれは!
桂さんそういう位置か……ご苦労様ですwww
そしてみんなの帰り際。龍馬さんに呼び出される高杉さん。
来ると思ったよ、あなただと思ったよ。恋愛ルートじゃないのに何度も何度も気に掛けてくれて、恋愛ルートですら最後の最後まで主人公の帰りたい気持ちを気遣ってくれた龍馬さんだからこそ、いつか高杉さんに突っ込むだろうと思ったよ!
しかし言うのが早い、しかもきっつい。帰ると言われるのが怖いのかとか、すぐ居なくなる子だとか、世界が違うとか。
これ、恋愛ルートでも思ってたんだろうなぁ。自分に言い聞かせてたんだろうな。
あの「帰るな……」と「好きじゃ!」を、どれだけ思い詰めて決心して言ったのかが見える気がしました。やっぱり好きだなあー龍馬さん。
そして、本気になるなと言われた高杉さんの答えが
「わかってる。わかっているが、もう遅いんだ!」
えええええ
なんというか、びっくりした。本気だ本気だとは思ってたけど、こんだけ厳しく突っ込んだ龍馬さんに対して今、だだっ子のように言うところなのか!
今までのシーンで一番すっげえと思ったとこかもしれません。何にも分かっていない人ならともかく、先見の明もあって頭も良くて、主人公の境遇を一番分かってあげられる人がこうなるとか!ここまで言うとか!
本来なら龍馬さんに諭されるような人じゃないのに、この入れ込みようはすごい。主人公にとったらあれですよね、決めた!もう帰らない!って言っちゃってもいいくらいですよね、今。今の段階で。
ああもう、この人たちは突っ走るしかないのか、この先一直線なのか!と思いました。
思いました。思ったんですけど。
………
「胸の件があるから無理するな」ってなによ?
えっえええええええええええええ
自分の体のことは分かってるってなによ!!??
ちょ、ま、どんだけの爆弾投下だ!えええええ!?
あああああ思い出した……ような……気がする!うっすらとなんかあったなぁという記憶を思い出さないようにしてたのがあった気がする!
えええ、でもそれどうなんだよ!いや龍馬さんがあれってことはこっちもあれなのかもしれないけど、避けたら避けられるあれと既にこうなってるあれでは話が違うような……!どうしようもないような!
そういえば大政奉還の時は……ということは龍馬さん武市先生ルートで再び京に戻ってきた時って……?と考えると泣きそうになった。この状態でそれはないだろうよ。
なんというか、なんつーか、先見るのが怖くなりました。てかそれって色々いままでの意味が変わってくるぞ!いつか未来に行くとか!前向きとか!あるがままに受け入れるとか!
すっごいまんまと伏線にかかっていた気がします。なんだこの印象の切り替わり。怖。
とりあえずどんなに陳腐でもいいのでハピエンドでお願いします。信じてる…!