※こちらは「幕末志士の恋愛事情」プレイ記です。ネタバレ注意。
案の定、起きたら寺田屋でした。まあそりゃそうか。
そして予想通り、以蔵が主人公をだっこして帰ってきたそうです。姫だっこかどうかは知りませんが、まあ、姫だろうそこは!
しかも慎ちゃんがいうには
「あんなに慌てた以蔵くんは初めて見たッス!」
そうだろうそうだろう!
「姉さんにも見せたかったッスよ。大慌てで医者だ!医者を呼べ!って」
そ、そうだろうそうだろう(プッ)
「そうか、また以蔵に迷惑掛けたんだね……」
「気にすることないッス。以蔵くんにとって、武市先生の命令は絶対ッスから」
そこかあああああああ
ああ確かにそうだけど!それが来たら落ち込むやろ!
必死だったのは先生の命令を守るためかーとか、ずっと迷惑かけてばかりだから心配してるわけないよねとか、そっちに行ってしまうじゃないですか!
慎ちゃんも存外気が利かぬぇーと思いながらも、着替えの着物をもらったので許す。
でも着替えって、そこに以蔵が飛び込んでくるとかじゃないよね?w
せいぜい着物イベントくらいだよね。以蔵の着物イベントって全然想像つかないけど。
とりあえず着替え。主人公、和服自分で着れるんだね。まあそりゃ道場の娘だったら機会もあるか。
着替えてふと縁側に出ると、見慣れた背中が……なんか黄昏れてる……?風車→弥七!と思ったのはまあいいとして。
うーん、すでに手に入れてるから分かるけど、風車って以蔵のイベントアイテムだよね。てことは昔の親友の形見とか弟の形見とかで、なんというか、まだ感情があったときの故郷の象徴なのかと。
以蔵は現在なんらかのトラウマで感情とか情緒がない状態と予想しますが、おそらくあの後藤?とかいう奴に捕まって殺されかけた時の話ではないかと思います。仲間も死んだって言ってたし、そこで人斬り以外にやることを見出せない感じになったんではないかと。
で、確か史実の武市先生は裏の仕事を全部以蔵にやらせてたはずだから、気遣いがあろうがなかろうが危ない警護や必要な暗殺とかはゲーム内でもやらせてると思うのです。
だから、昨日の龍馬さんVS以蔵の囮の話が出てくるんじゃないかと。龍馬さん血を流すの大嫌いだし、ルートでもこれ以上以蔵に人斬りをさせたくないと言っていたから……回り道になっても暗殺なんかしたくない!させたくない!という龍馬さんと、必要なら安全で早い策を取る先生とで以蔵の扱いについて葛藤があるんじゃないかなあ。
まあ、どのみち以蔵は先生の命令しか聞かないぽいですが……。そこを主人公からみたら「無理している」と見えた=主人公が看破したのではなく以蔵が隠せてない、ということかなと。
そんなことを考えつつ、主人公が以蔵を驚かそうと忍んでいきます。いやそれは見つかるだろうよ。
そしてここで……
モノローグキターー!
しょっぱなから
「俺は、一体どうしたんだ?」
で、もう吹いてしまったwぶはってなったww
なんという分かりやすい以蔵……素直だ!以蔵って反応がものすごく素直だよね!
「新撰組相手に峰打ちなど甘いことを…そのあげくがあの無様か。(主人公)との約束が、それほど大切か?」
→
名前呼びキタ━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━!!
「針千本?なんだ、それは……ほんとうにつまらん約束だ」
→呆れながらも、そこで笑っちゃう以蔵が可愛すぎるw
「わからない。なぜこれほどあいつが気にかかる?」
→
素直だああああああ
「(主人公)が意識を失ったときの、恐れ。今まで感じたことのあるものとはまったく違っていた。……危険だ」
→ええええそこで危機感が来るのかよ!?
「俺にとって唯一絶対は武市先生の命令で、他に必要なものなど、ましてや望むものなどないはず」
→それだ!そこだ!!
押せ!
「だが──(主人公)は、そんな俺をかき乱す。気がつけば、いつの間にか(主人公)の気配を探している。現に今も……。」
名前呼び連発も大切も針千本も望むものもかき乱すも気配を探しているも
(・∀・)ニヤニヤが止まりません
ああここで驚かそうとした主人公に気づいてる話が出るのねwラブすぐるwww
そして昨日はごめんなさい合戦が始まりました。迷惑掛けてごめんなさいと謝る主人公に、むしろ謝るのは俺だという以蔵。
おまえを無事に寺田屋に帰さなければならなかったのに、という以蔵には
「うん、きちんと連れて帰ってくれてるよ?」
私が勝手にやったことだと言ったら、それでもおまえを守らなければならなかったと後悔する以蔵には
「うん。しっかり守ってもらったよ?」
この娘、まるで母である
「結局、守られたのは俺の方だ!」と怒る以蔵。そういえばそうだったっけ。板きれでね!やっちゃったんだよね!
どうもあれはかなりの間合いだったらしく、死んでいたはずだったそうです。じゃあいいじゃん、おまえに助けられた命をおまえのために使おう とかってベタベタでいいじゃん?と思ったら、自分の甘さが招いた結果だと。
ちょ、その甘さってあれか、約束のことか?
でも、約束を守ってくれたから主人公が助けて、今死んでないんだよね。じゃあそれでいいのでは。
まあ確かに剣の道しか考えてない今までの基準だったら、非合理な約束を守って自分が危険になり、先生の命令(主人公を守る)を違えそうになったとかって信じられないでしょう。
それによって主人公が危険に晒されたのを恐れたのも、先生の命を守るためなのか主人公自身が大事なのか、以蔵が一番分かってないんだよね。つか真実を認めたくないんだよね。
だから、「ごめん、わたしが約束を押しつけたからだよね」って言われたらそりゃ、「おまえとの約束は関係ない!!」てなるよねー。
また怒らせちゃった、と先生ルートのように落ち込むかと思ったら、この主人公はひと味違いました。
そのまま去ろうとする以蔵に
「だったら、ごめんじゃなくて──ありがとう」
マッキーファンなのかこの娘!w
ああいいね、
「素直」だね。この曲好き。
寂しがり屋なのに、自分より寂しい人が増えないように自分を犠牲にしてる人に対する歌ですな。「我慢なんてもうさせない」とか。妙に符号するわw
しかも、「慎ちゃんから心配してくれたこと聞いたよ」というと、以蔵は「あいつ余計なことを」と否定しませんでした。
娘さんよ、あんた命令だけじゃなく本気で心配してくれてたかどうか、カマ掛けて確かめたねwつよいw
そのまま背中向けたままで、以蔵が突然
「その着物……似合ってるな……」
えっえええええええええ何その誉め言葉!以蔵が!?
しかもすぐ後に「やはりおまえはここにいるべきじゃない!」と捨て台詞が続くと言うことは、現在進行形でかき乱されまくりってことですよね!
おそらく誉めた言葉が出たとたんに、自分で「俺は何を言っているんだ!??」ってなったと思います。なぜこうもかわいいのだ……。
以蔵が行ってしまうと、慎ちゃん登場。
普通に以蔵に話しかけるなんてすごい、とか今更言われても……あ、そういえばまだ三日目なんだっけ。三日前は怖かったね!というか二人ともチョロいねw
慎ちゃんに対しても相変わらず「以蔵は優しいもん」攻撃を繰り出します。すると、「以蔵くんがおれたち以外の前で感情を……これはひょっとすると、ひょっとするッスね」と思わせぶりな台詞を。
やっぱ、感情ない設定なんだ。主人公は結構初めからいろいろ怒られたり笑われたりしてたと思うけど、そこは特別扱いということかしら。王道だ。
そして龍馬さんたちの部屋へ行くと、龍馬さんきっちり気遣ってくれました。やっぱ優しいなー。
客は、桂さんか大久保さん?と思ったらなんと晋作さんでした。御自らこんなとこ来てていいのかよ!あぶねぇ!
薩長同盟がいよいよ実現らしいです。龍馬さんの夢の話がいいなー。自分が世界を相手に貿易がしたいから、そのために鎖国を終わらせて国を変えるとかって、この龍馬さんがすごく言いそうなことだなあ。
坂本龍馬って、実際はたいしたことしてないらしいんですよねー。やることなら慎ちゃんの方がガンガンやってるし。
でも触媒というか、人や組織の仲を取り持つということは持って生まれた才能だから、努力や理屈だけではどうにもならないと思うんですよ。薩摩と長州が同盟できるかっていわれたら、あの時代どうやってもできるもんじゃなさそうだし。そういう意味で、やっぱり龍馬さんはすごいなーと。
ゲームキャラとしても、こういう飄々としたところがイメージに合っているというか、愛されるべき人物としてのキャラ作りが本当にいいなと思います。
さておき、突然晋作さんが腕を怪我してるだろ?とか言い出しました。どうもあのとき打ち身を作ってたようで、黒痣ができていました。
慌てる龍馬さん(←かわいい)、冷静に診察する先生。そしてまた出てくる……あの薬!!!
「それはちょっと……」「蛙はちょっと……」とぎくしゃく逃げを打つ主人公。龍馬さんが「そんなにきれいな肌に痕が残ったら大変じゃ!」とか真顔で何言い出すのこの人は!という台詞を吐きますが、それでもお断り。
すると、晋作さんがうだうだ言うな!と手を取って……
腕をぺろっと舐めた
「キャー!なんでなめるんですか!」←いつになく本気のキャーだ
「なにをするがじゃ!」←赤面
「そんなものが効くわけないでしょう」←赤面
「仕方ねぇ、蜂に刺されたとき効くっていう……」
何を出す気ですかこの男
わろたwww言うだけじゃなく帯外そうとしてたwww龍馬さんがっつり止めに入ったwww
部屋の中でやるなってかそれ蜂にしか効果ねえええ(そういう問題ではない)
結局、明日医者に……ということになったところで、もうすでに日暮れ時刻であることが判明。しかも、以蔵は朝からずーーーーっと主人公の部屋の外で待っていたことが判明!
晋作さん「なんだか忠犬みたいだなと茶化したから覚えてる」
忠犬ktkr!!
武市の番犬?狂犬?よりいいじゃん!娘さんの忠犬!!!
いやーなんつーかほんとかわいいなあ以蔵。朝から晩までずーーーっとあそこで風車見ながら、俺は一体どうしたんだ?って考えてたんだよね。
時々そろっと部屋を覗いて、息してるのを確かめて、また戻って座り込んで、俺は何をしているんだ?どうしたいんだ?とぐるぐるしている姿が目に浮かぶようだわ。
しかし以蔵は今、先生の命令で外に出ているようです。
これがヤバイ。なんか雰囲気ヤバイ。龍馬さんが武市まさか!って焦ってるし、なのに急に笑って主人公に誤魔化そうとしてるってことは、単に危ないことっていうよりも例の話なんじゃないのかな。
ぶっちゃけ、要人暗殺に動いているのではないかと。同盟が近いって言ってたし、まだ成功するか分からないって先生が言ってたから、多分それ関係では。
以蔵が怪我しないのは勿論、他の人も傷つかないでほしいと言った主人公の言葉を思い出して、以蔵が心を痛めないか心配です。
そんなんで痛めてたら今までやってこれてないだろ!とは思うけど、実際今の以蔵はか弱いというか、迷ったり揺れたりするのに慣れてないからちょっとのことで簡単にもっていかれてしまうような気がします。
とりあえず、主人公ガンバレー。
龍馬さんにわざわざ部屋まで送ってもらいながら、「一日の終わりにもう一度以蔵に会いたかったな……」とか言ってる場合じゃない。いやまあ、傾向としてはそれでいいんだが!
以蔵の態度がどうなっていくのが気になります。また明日ー。