※こちらは「幕末志士の恋愛事情」プレイ記です。ネタバレ注意。
手短に!
とりあえず、目が痛くて字を読むのも辛いときに、あの先生の長話は本当に堪えました……。朝っぱらから、また主人公が朝練させられてるのかと思ったら実は以蔵で、次に起きたらまた
先生が覗き込んでいて(セクハラ)、寝ぼけてカナちゃんごめん……と呟いたら応えた言葉が「僕はかなちゃんではない」
当たり前や!
相変わらず不思議ちゃんです先生。その後だらだらと話が続いて、重要なのは「以蔵は剣に依存している」→「剣がなくても以蔵は以蔵です。優しいですし」(またか)→「だが本人がそれに気づいていない。そしてそれを必要としていない」→「そうなんですよね…」くらいでしょうか。
昔からの親しい知り合いと、たかだか三日しか会っていない主人公が、そんな深いところについて同意しあえることに敬意を表すべきですな。
あと「ただ息をしているだけでは生きていることにならない。以蔵も含めて」かな。正直、先生がこんなに以蔵を心配?しているとはちょっと以外でした。
やっぱ先入観があるのかなあwルートの印象と、史実の印象がw
まあそんな感じで、剣の稽古をやってみては?と進められ、師匠はよりどりみどりという楽しいお言葉をいただきました。
そうだよね!先生はあれなのでやだけど、龍馬さんも剣できるんだよね!龍馬さんと朝練……うふふふ……稽古はちょっとという龍馬さんも、主人公にお願いされたらやるでしょう。
いいところを見せたくて気張る龍馬さん、しばらくやってなかったのでなんかぎこちない龍馬さん、そこを覗いてた先生や以蔵に「手つきが危なっかしいな」「だからあれほど鍛錬しろと言っているのに」「まあ、真面目に鍛錬する龍馬なんて想像がつかないからな」とか突っ込まれて「うるさいのう!おまんらは邪魔じゃ!」と顔を真っ赤にする龍馬さん。
それいいんじゃないかな!
慎ちゃんでもいいと思います。意外と稽古は厳しい慎ちゃん。うんちくを語りたい慎ちゃん。そうなんだ!すごい!と言われ「へへっ」となる慎ちゃん。
でも、主人公の剣を見ると結構長くやっていることが分かって、「あれ……俺が教えることないッスね……」とへこむ慎ちゃん。
「そ、そんなことないよ!わたしはただ小さい頃からやってるだけで、全然慎ちゃんの足元にも及ばないもん!」と言われ、(比べることができるだけでも、男としてへこむッス……)と気にする慎ちゃん。
それを浮上させるために誉め殺す主人公。誉められてまた「そうッスか?へへっ」ってなる慎ちゃん。
それでいこう!
そうこうするうちに桂さんが参戦希望です。桂さんかあ……この人いまいちどんな人か分からないんだよね。
ルートだと、説教魔ということとまあ女装は出てくるだろうなwとは思うけど、その他にどんな話になるのかまったく予想がつきません。
でもいつも笑顔なので「え、笑顔なのに、なんだかすごく怖い……」というパターンかと。
いやまあ、稽古の話はいいんですよ。以蔵が教えてくれることになるだろうし。
桂さんが晋作さんのお見舞いを持ってきてくれていました。お見舞い嬉しいなあ。しかも金平糖だ!ポルトガル直輸入か!
「あ、金平糖!」と笑顔を見せた主人公を、武市先生は複雑そうに見ています。久々の甘い物で嬉しくなってお礼を言い、礼なら晋作に言ってくれと体よく藩邸行きの口実を作られたところで、
「さて、桂さんの用事はお済みですか?」
ちっっせえええええw相変わらずw
あれ……他の人だと「やきもちだー」と思うのに、なんで先生だと「ちっせ!」と思うんだろw多分反応が姑息なせいだと思うが……w
その後、先生に無茶をするなと言われました。しかも「く、れ、ぐ、れ、も!」って言われちゃった……。
まあ今回はほんと危なかったからな。夜の道に飛び出して迷子とかじゃなく、本気の斬り合いに突っ込んでいくという「いや死ぬから」状態でしたね。
そんで、先生は龍馬さんのために主人公を心配しているという桂さん。そうなのか!
てか龍馬さん、ラブ設定はまだ残っているのか!あんまり出てこないけど!
あんまり出てこないどころか、これから二日間寺田屋には帰ってこないそうです。龍馬さんだけではなく、四人とも。
ああ、同盟のあの時ね……と思いはしましたがそれよりも
以蔵と二人っきりイベントktkr
龍馬さんは連れて行きたがっていた、晋作さんも招きたがっていたということで、彼らは気が気ではないと思います。龍馬さんはまだ主人公が以蔵を気にしていることを知っているけど、晋作さんは次に会ったらもうかっ攫われちゃってる感じだもんね。これはひどいw
とりあえずまた着物を着たので、イベント!と思ったら、待ってた以蔵が
「遅い!」
「ごめんね。これ着てたの」
「!!」←真っ赤
「変かな?」
「…………」←呆然
「馬子にも衣装ってやつだな」
いつか言うと思ったよ!!!それ!!!
そして主人公が「孫?それってどういう意味?」とか言ってて、おまえアホかと思う反面「聞いてやるなよ!wGJww」と思いました。
しかし「う、うるさい!そういうことは龍馬にでも訊け!」とぷんぷんして照れながら行ってしまいました……かわいい……そして分かりやすい。
十分感情はあると思いますよ!先生!
その後もまたどんどん行っちゃう以蔵に一生懸命ついて行くも、以蔵の背中をずっと見ていたいと思ったり、曲がり角に差し掛かるところだけ少しゆっくり歩いてくれることに気づいたり、主人公は確実にステップを上っています。
あれだよね、以蔵って慣れるまではもっと警戒心というか壁を作るかと思ったら、最初から全開に近い形で心を許してるよね。
最初から一目惚れで特別なら分かるけど、そうでないとしたら意外に騙されるタイプかと思います。無垢というか。あ、無垢でいかれた先生とあきれかえった以蔵思い出しちゃったw
と思ってたら、その後
子供と戯れる以蔵というシーンを見てしまい、
あああああそれかあああああ!となりました。
つまり以蔵にとって女子供は警戒に値しない存在なのですね基本的に!
確かに守る対象という概念は分かるけど、初めて会った子供に風車あげちゃう以蔵は、なんというか登場人物の誰よりも優しいんだなと実感しました。地に足がついてる優しさだよね。どこまでもナイト属性……。
そしてまた振り返らずに自分がいることが分かったことについて、主人公は以蔵の前にしゃがみ込んでお話。二人で膝つき合わせて座り込んでる姿はほのぼのする。
なんで分かるの?もしかしてにおい?とくんくんする主人公、それをかわいいと思って(多分)笑う以蔵、でも「私も何となく以蔵がどこにいるか分かるよ、だっていつも以蔵のこと……」と言われ、真っ赤になって慌てて立ち上がって話を変える以蔵。
ああ、自分がなんで主人公の気配をいつも探しているか、そろそろ分かってきているのですね。てか最初から分かっていて、そんな馬鹿なとかそんなわけにいくかとか考えていたのが、もうどうしようもない段階に入っているのですね。
で、それと同じだよ と言われる気がして焦ったみたいな。そんな感じでした。全くかわいいな君は!
その後もごめんなさい合戦が再燃し、この借りは命にかえても返すと物騒なことを言われ、それを諦めさせるために代わりに質問していい?と聞いたら「質問一つが俺の命の代わりか……いや気にするな、たかだかそんなものだ」とか言われました。
その釣り針の大きすぎる釣り糸やめなさい
そして質問が「風車好きなの?」でだあっとなりました。もっと他にあるだろ!あれとかそれとかこっちとか!!
まあ、風車は形見とかではなかったようですが。「風車は俺と同じだ。風を受けて初めて動くから」だそうです。
「風がないと飾りにもならん」→「そうかな?かわいいと思うけど」→「俺も同じだ」→
「え?かわいいところ?」の流れにふきました。
ちょっとそうなのか迷っている以蔵らしく、先生の考えは俺のすべてだと複雑そうに言われても、主人公はめげません。
以蔵にもやりたいことがあるでしょ攻撃、剣以外にもあるんじゃないかな攻撃、剣も人斬りだけじゃないよ攻撃、新しい世では以蔵も新しくしたいこと見つけなきゃ攻撃。まさに波状攻撃です。
それをいちいち素直に聞く以蔵。先生や龍馬さんに言われたら「そんなものありません」で終わりそうなのに、やっぱり主人公相手だと素直に思えます。
あの約束の時もそうだったけど、こういう時の以蔵ってなんというかイチャイチャというか、すでに主人公と出来上がりまくっている雰囲気を出しますよね。
まあそれよりは、物を知らない子供に優しく諭すおかあさんと、素直にいうことを聞いて考える子供、ていうのが一番しっくり来るのですが……。
以蔵にとっては、知らないこと欠けていたことを教えてくれる人というスタンスなのでしょうか。今はまだ、望むと望まざるに関わらずって感じですが。
そこからのお砂糖がすごかった。
黙り込んだ以蔵に「だったら剣道の先生で決まりだね!岡田道場!」と、なんというかすげえそれしかないんじゃね?という前向きの提案をすると、俺のは泥臭い実践剣法だぞ!と反論されるのも無視してわたしも手伝う!と息巻く主人公。
しかし
わたしの家、道場してるんだというのはあまりにあからさまな言葉ではないでしょうかw婿取りwww
「おまえの家が道場なんて俺には関係ないだろう!」と焦る以蔵がかわいいです。あ、あと弟ほんとにいたんだね。
なおも意気込みすぎて叱られるも、「だって以蔵寂しそう……まるで新しい世を迎える気がないみたいに」と本人すら気づいてないところに突っ込む突っ込む。
そんなことない!ほんとに?じゃあ、と来たらアレですよね、約束ですよね!
でも指切りは止められてしまいました。一瞬、これやったら守らなければならないからやらない、じゃあそのつもりはないのか!とビビリましたが、あっさりと「わかったよ。約束だ。道場の先生だな?」
あまりに素直すぎませんか!
なんだこれ!そんな簡単に言っていいの!?だってあんた、約束したら絶対守ろうとするじゃん!適当にできないじゃん!
それなのに約束するとは……本当に主人公には甘い……!
「では俺と稽古をしてみるか?
おまえは剣の練習。俺は師範の練習だ」でぐっと来てしまった。またあの嬉しそうな笑顔だし。
内心こういうやりとりするのも楽しくて仕方ないんだろうな、と思うと泣けます。
以蔵幸せになあれー!多分その前に三波乱くらいあると予想するけど!
(寺田屋事件と近江屋事件の前に、まだありそうな気が)
以上、全然手短じゃなかった第六話でした。
七話は夜になってからやろう……。