※こちらは「MOTHER3」プレイ記です。ネタバレ注意。
気づいたことがあったので追記。
あんまり絶賛する気になれないのは、キャラ的に力を合わせる感がなかったからかも。
結局ヒメ以外の女の子が出てこなくて、期待したような主人公を支えてくれる存在がいなかったし、女の子でなくても主人公と意志を共にして戦ってるといえるともだちはいなかったような……。(最初は他にともだちが出てくると思ってたよ)
というか「ともだち」ではないですね。「同行者」ですね。
そりゃ飼い犬は主人公を助けたいと思ってくれてるでしょうが、それを実感させてくれるイベントもなかったし、他キャラは別に主人公の目的のために力を貸してくれてるわけではなく、「自分に課せられた使命」とか「なりゆき」とかで同行してるだけですしね。
なんかこう、自分が何のために今この敵と戦ってるんだろう?とか、何のためにその場所に行くんだろう?とか、イベントのたびにいちいち疑問に思ったりもしました。
そもそも目的がはっきりしてないし。世界を守るためと言えばその通りなんだけど、この話運びでは実感がない。それだったら素直に「兄を捜すため」とか「敵に捕らわれた兄を助けるため」の方がいいと思う。
そういう意味では、パパの行動の方が感情移入できます。パパ外伝をやりたいです。
大切な妻を守れず、息子のひとりはいなくなった。もうひとりの息子は悲しみに怯えて小さくなって暮らしている。
いなくなった長男を捜すことに心血を注いで、甘えん坊な次男のことを思いやる余裕はない。
しかし、ついに長男を見つけてその運命を知ったときに自分をかばって立ったのは、ひよわだったはずの次男だった。
……とかいいじゃないですか!当然長男の運命は改変で。
ママもできたら死んでない方がいいです、血染めの服があって葬式までしたけどサイボーグになって(されて)生きてるとかね。人間アタマが生きてりゃ生きてるんだよ。
あと難易度はかなり低いです。すぐレベルが上がるのでレベル上げする必要がほとんどない。回復ポイントもセーブポイントも多すぎる(これは携帯ゲームだから仕方ないか)。
ヌルゲー好きなので構いませんが、最初から楽勝なので戦闘の重みは確かにありません。一部の一撃必殺技を繰り出す敵には参りましたが、全滅したってまったく困らないのがまたヌルい。
いまどき子供の方が難易度高くてもOKなので、これはゲームやったことない高年齢の人向けなのかなあ……。確かに初めての人でも苦はなくできそうです。
もう一回エンディング見ようとしたけど、先送りできないとこで待ってる間に寝てしまった自分がショックでした(笑)
そこまで緊張感ないか……!?ルーチンワーク中ならともかく、イベント中に寝たことなんてないのに!
うーん、クリアして時間が経つにつれ、「なんだかなー」という気が増してきた。やばい。マザーってこんなゲームだったっけ。今やったら1も2もこんな風に感じるのかな?懐古趣味なだけか???
とりあえず1+2を買ってみようかな……