昨日の京都行きの話。
とりあえず六波羅密寺行ってきました。ちゃんと「ここは六波羅───平参議の邸ですよ」と呟いてきたよ!(笑)「不穏なことをおっしゃる姫君だ」とかさんざん呟きました。
あと写真は撮りませんでしたが、平家が京を離れる時に持って行けないからと願をかけておいていったお不動さんがあり、そんな時代のものがこんな端っこに!と思いつつお参りしてきました。清盛やら重衡やら知盛が願をかけたかもしれないものが目の前にあるというのは不思議ですね。
で、そのあとハリポタ炎のゴブレットを観に映画館へ。
以下ネタバレ。内容に関わるとこは反転してます。
えーとですねえ。良いか悪いかの二択!と言われたら、良かったです。少なくとも、あの「ハーマイオニー可愛い」しか良いところがなかった三作目よりは格段に良いです映画として。
ただ、大作をあの時間でまとめようとすると端折らざるをえないのは分かってるんですが……やっぱり端折られた部分が色々残念でした。あれはぜったい入れて欲しかったとか、あれがないと次に繋がらんやんとか、そういうののオンパレード。これ、原作を読んでない人にはどのくらい分かってもらえるんだろうと。ものすごいうわべしか分からないんじゃないの?とか。
少なくとも、原作を読んでいるという前提で作られてるような感じはしましたね。読んでなくても意味が分からなくはないんだろうけど、最後に騒ぐ同級生を見ているハリーの心情とか、ロンの気持ちとか、ハーマイオニーの友情とか、色々描かれてなくてもったいなかったです。
ロンとハリーの
仲違いだって、心情の描写もほとんどなくてすぐに終わっちゃうしさ。クラウチさんもあっさりアレだし、リータ・スキーターにいたっては全然
いやがらせしてない……。ハグリッドの
6巻に繋がりそうな?半巨人の話も全然なかったし。湖の試練も、ハリーが
英雄気取りと言われて馬鹿だったと自己嫌悪するとこが一番の見せ場だと思うのになー。大体あれですよ、
トム・リドルの説明が全くなかったんで、父親の骸とか墓とか憂いの篩が全然つながらないっぽい。うーん。
まあ一番残念だったのは、
スネイプ先生が全然出番なかったと言うことなんですけどね!(笑)あと
シリウスと。チキンをがっつくとこを見たかった……だってもうあれだし……
総評としては、この映画は「前に原作読んだことあるけど、細かいとこまでは覚えてない」という人が一番いいように作られてるのかもしれないですね。それはまあ正解ではあると思いますが。
ということで、良いか悪いかでいえば良いなんだけど、満足だとまでは言えないという印象でした。映画館で見るのはもういいかな。
あと、グッズで「スリザリンのシャツ&ネクタイ」「グリフィンドールのマフラー」がちょっと欲しかった(笑)でも高い!12000円とか8000円とかするもん、買えるか!と思いました。
ほっぽってあるUK版混血のプリンス、読もうかな~。