※こちらは「幕末志士の恋愛事情」プレイ記です。ネタバレ注意。
いよいよ最終幕です。新撰組と主人公の立ち合い。
この世界で生きていくために、みんなが守っている龍馬さんを守りたいと誓う主人公。竹刀で真剣の新撰組に向かっていきます。
案の定、なんだ女か、なんだ竹刀かと軽んじられています。三下だ。
てか、主人公が先日見た沖田の三段突きを「お手本」とか言ってるのにわろたwあと相手を以蔵や沖田と比べてやるなwww
切っ先をどうするとか打ち込みの足がどうとか、描写がものすごく細かいです。やっぱ以蔵ルートは戦い関係が詳細だなー。
まあ、他ルートだと主人公戦わないから……戦うかと見せかけて結局戦わないからなあ。龍馬さんルートで脇差し取ったときはやるか!?とおもたのだが。
あ、立ち合いは勿論主人公が一発勝ちです。まあこんだけ油断してりゃ負けないよなー。
そしてなんと、武市先生一人称へ。
薩摩藩へ救援を呼びに行くのは中岡に任せて、自分は囮になるつもりです。
いや……囮っつーか、以蔵助けに行けよ!全くこの侍は!!
そうこうするうちになんだか不穏な雰囲気に。
女将には悪いが、そろそろ改修の頃合いだ……燃やすか……
武市ィィイイイイイ!!!
おまえの意志は無駄にせん!とかいいながら、以蔵ごと燃やす気です!あほですか!!
いや以蔵ごと以前に、なんでおまえはまず犠牲を払って守ろうとするんだよ!長州藩邸に行くとか他にもいろいろあるやん!
もうまじにこういう頭しかないっつーか、以蔵と違って今フリーハンドなのにわざわざそっちの道に行くとかあほすぎます。
やっぱり先生のこういうところ好きになれんわ。
場面はまた主人公へ。隊士を縛り上げたあと、龍馬さんが起きて見ているのに気づきます。
龍馬さんが誉めてくれたのが嬉しかった。てか、ここから龍馬さんのターンだった!
以蔵のためにこの世界で生きていきたいなら、自分を守っている場合ではない、社へ行けと言った龍馬さん。わしのことは心配要らん、ぽかーんと口を開けて白目をむいて死んだふりをしておくからと真似をして見せたのがめっちゃわろたw
そして、主人公こそ以蔵の未来だから、以蔵を助けてやってほしい、危険は承知で頼みたいと。
自分のためには命が危なくても行くのを許さなかったのに、以蔵のために行ってくれと頼む龍馬さん。かっこいいわー。
以蔵を信じて必要としてあげてほしい、約束を守るために社に行ってほしいと言うと、主人公は元々そうするつもりでしたと返します。
一人で大丈夫なんですか?と聞いたら、大丈夫じゃ!と怪我をした腕で胸を叩いて「いたたた!」とかwかわいいw
しかしそれを見て、「こうしてみんなを説得してきたのか」と龍馬さんの偉大さを感じる主人公は悟っていると思います。この世界で生きていくつもりだからか、主人公の感性がめちゃ鋭くなってるよね。
主人公を見送りながら、「以蔵が惚れるのも無理はない。初めて会った時、せえらあ服を着た(主人公)を女神かと思ったくらいじゃ」と残念そうに言った後、龍馬さんはまたまた意識を失うのでした。無理すんなよ……!
そして以蔵。
もうへろへろになり、体中傷だらけで、手は動くか、指はどうだといちいち確認しながら動いている状態。
「まだだ!まだ終わらん!」と雄叫ぶと、ついに沖田が出てきました。
「岡田さん……お疲れさまでした。もういいでしょう。そろそろ楽になった方がいい」
「はっ、ようやく組長の登場か?」
「もしかしたら、皆さん逃げ延びているかもしれない。あなたの役目は終わったんです」
「そうだな……役目は終わったかもな……」
「ですから、ひと思いに」
「悪いな。ここからは俺自身が通さなきゃいけない筋があるんだ!」
えええええそこからどうなるんだよおおおおお
無傷の沖田と立ち合いとか無理だ!いや以蔵は諦めてないのが嬉しいけど、どうするんだよ!?
え、まさか……
先生……!?
いやー放火でどうにかしようとか、おまえ一つ間違えたら江戸の華になってしまうだろうがよ。火事怖い。
主人公は無事に社へ。でも以蔵はいません。
疲れ果て、以蔵を想いながら気を失うように眠り込む主人公。そして次に起きたときは、朝でした。
誰かが歩いてくるので、以蔵?と話しかけると……なんと晋作さんが!
なんと昨夜新撰組が踏み込む直前、以蔵が小者に手紙を託して長州藩邸に届けたと言います。それに主人公が神社にいると書いてあったと。
……………て、ーかさ。
おまえ昨夜助けに行けよ!!!!!
なんで朝まで放置なんだよ!おかしいだろ!長州藩が出てもおかしくないだろ!それとも薩摩はよくて長州は駄目なのか!?あの時(ルート時)は主人公が駄々をこねたって理由だけなのか!?
釈然としない!釈然としないわー!
朝になっても、以蔵と先生は見つかっていないと。いやほら、これは演出だから……きっとそうだ……と思いつつ、ショックで倒れる主人公に同調してがっくりきたのでした。てか納得いかねえー。
その後、場面は一気に数ヶ月後へ。
晋作さんの元で暮らす主人公が、毎日の日課としているのがあの社の掃除。みんなが主人公を健気だと言い、もう諦めろと言うけれど、主人公には以蔵が生きているという確信がありました。
それは、晋作さんから受け取った以蔵からの手紙を読んだから。
やっぱり猫のキーホルダーを持っていたのは以蔵でした。しかも、やっぱり初日に拾っていました。
以蔵はあの日、あの神社で仲間達と胸を張って並べるような未来を与えてくれと願掛けをしていたそうです。その時にキーホルダーを見つけ、その後すぐ主人公が現れたと。
見たこともない服を着た主人公を見たとき、天が自分のために遣わした天女だと思ったという以蔵。
その割には鬼のように凄んでいましたが……
なるほど、以蔵が最初から主人公を特別に思ってたのはこのせいだったのか!初めから水をあげたり草履を偽装したりしたのは、自分のために別世界から来た女の子だと思えて仕方なかったからだね!表層と深層心理のギャップであれが起こってたのか。
でもそうすると、主人公がこの世界に来たのって
以蔵のために呼ばれたってことになりますね!w
いやまあ、別ルートではそのひとのためってことでいいのですが……以蔵が一番ぴったり作られてるなあと……
龍馬さんルートは龍馬さんが死なずに夢を叶えるため、晋作さんルートは病気と闘っていくため、みたいな感じでしょうか。先生ルートは……なんだろう……いまいち覚えてない(てへっ)
そして、主人公のおかげで未来を感じることができた、もう傍にはいられないが未来に無事帰れることを願っていると手紙は結ばれていました。
でもその手紙を、以蔵の本当の気持ちじゃないと感じる主人公。あれは自分を納得させようとしているだけで以蔵の本心じゃない、だから絶対にどこかで生きていると。
でもこれが本心じゃないとしたら、以蔵は心を偽っても主人公を帰そうとしたのでしょうか。
それとも、それに従って未来に帰ったならそれでいい、だけどもしそれでも信じて待っていてくれたら、そのときは自分の心を偽らないと決めたとか?
以蔵が最後の最後、そこで心を偽らないことは、イコール主人公をこの世界に留めてしまうことで。あと自分の心を全部預けてしまうことだから……という感じがしました。
まあそんなことはどうでもいいのです。
なじみのおばさんにもらったニンジンを神社に供えて、これ以上ニンジンを置かれたくなかったら早く帰っておいでと話しかけたとき、背後から「そんなもん供えられたら死んじまうだろ……」という声が。
きたあああああああああああああ
以蔵キタ―――(;∀;)―――!
そしてこのすちる……
かっこよすぎるんですけど!!!
今までのイベントスチルで一番かっこいいとおもった……!
以蔵の第一声が「すまんな。少し遅くなった」で、返事が「もう、ほんとに遅いよ!」。また会えることは絶対だったからそれでいい、みんなに諦めろって言われても信じてた、以蔵が死ぬはずないってという主人公がかわいかった。あーもーどうにでもしてください!以蔵かわいいよ以蔵!!
今まで連絡しなかったのは、先生が以蔵を庇って大火傷を負い、今まで生死の境を彷徨っていたからだと。
それを聞いて、主人公は「武市さんの意識が回復しなかったら一緒に死ぬ気だったでしょ」と平然と言います。言い淀む以蔵に、「本当によく以蔵のことが分かるようになったの。だから心配してなかったよ!」と笑う主人公。
つよい……。
未来には帰らないのか、と聞く以蔵に、帰っちゃってもいい?と聞く主人公。
強い!それの聞き所は今だ!!
「いやだ…絶対にいやだ!」と叫ぶ以蔵 が 可愛すぎる……!
「俺はこの先もずっと、(主人公)に一緒にいて欲しい」
「──『それを決めるのは(主人公)だ』」
そう言って、いつかと同じように返してきた以蔵に、主人公ははっきりと自分の答えを告げるのでした。
(´;ω;`)イイハナシダナー
とてもいい映画をみたような気持ちで今日が終わってゆきました(まっきー)。
やっぱり花エンドはこんなにいいのかー!龍馬さんのアイテムは持ってるからいいとして、慎ちゃんのも手に入れよう!ランダムなので鬼だけど!!
というわけで、以蔵育てゲーは終了しました。
もう最後のスチルがすごいかわいいのでまじまじ見てしまいました。憑き物が落ちた以蔵が愛しかったです。
この先、もう何にも邪魔されることなく仲良く岡田道場を経営して行くのかと思うと……いや、龍馬さんと慎ちゃんをたびたび派遣して寺田屋劇場をやってほしい気持ちでいっぱいです、はい。
ものすごく以蔵話を書きたくなってるというか、ネタがあふれてる感じなんですけど、まあそれは黙殺します。(w
夢監督が出張って出張ってしゃーなくなったら考えよう!
次は桂さん?慎ちゃん?と思っていますが、何日かお休みしますー。
とりあえずリアルの問題をちょっとやらねば……。