※こちらは「幕末志士の恋愛事情」プレイ記です。ネタバレ注意。
プライベートで超シリアスな話がありながらもプレイ日記は止めません。リアルとバーチャルはとことん切り離す、それが俺のジャスティス!
でも以蔵ルート終わったら1、2日休むかも。自宅以外で撮影すると色味とか光の反射が変わっちゃうんだよねぇ……(そこかよ!気にするところは!)
さておき、以蔵十三話。
あああああーーーもーーーー!!!って話でした。色々な意味で!
あと誤字脱字多すぎ。他ルートでも多いけど、以蔵ルート、特にこの回は間違いだらけでした。テキスト推敲くらいしてくれよ。後からでもいいから直してほしい……アクションスクリプトちょっといじるだけじゃん!醒めるんだよ!
とりあえず前回から数日。同盟が佳境に入って皆が忙しくなり、構ってもらえない主人公。皆に関わっていないと身の置き所がない自分を実感し、寺田屋の掃除をやらせてもらっています。
あれ以来、以蔵のことも避けてしまっているようで、思いを伝えるのも伝えられるのも勇気が要る……とうじうじと考え続けていると、突然晋作さんが!
あ、着替えてる!同盟が締結したからか!ということはやっぱみんな隊士服バージョンに……!うおおお龍馬さんを出せーーー!
晋作さんが着物を誉めてくれましたが、
「噂には聞いていたがいい着こなしだな」→「そんなことが噂になってるんですか?」→「ごく一部、
愛好家たちの間でな!」
わろたwww愛好家www言い得て妙なりwww
確かにあの人たちは主人公愛好家だよねえ。龍馬さんと慎ちゃんと先生、桂さんもか。
そして晋作さん、主人公に何のくだらない悩みだ?と聞きます。
彼によれば、悩みは皆等しくくだらない。悩むというのは単に決断ができないだけで、それに時間をかけるくらいならその決断でどんな結果にしたいか、その為に何をするかを考えた方がいいということらしいです。
ルートじゃなくても相変わらずすごい晋作さん
この大物っぷりは……まじ尊敬するわ。
しかも、晋作さんはそれを同盟で実行したらしいです。この期に及んで折れるのを渋った薩摩に、同盟ができなくても長州が潰れても幕府がなくなればいい、薩摩が責任持てよと言ったらしいです。
それ本気だったんだろうなあ。もちろん駆け引きもあったろうけど、幕府を潰すという志を達成するためだったら、長州潰れても決行するんだろうな。
主人公が感心すると「ようやく俺に惚れたか!」とか言い出しましたが、
「ほめてはいますけど惚れてはいません」と相変わらず間髪入れず否定w
すると
「ちっ!なんであいつなのか……」
あああああばれてるーーーー!?
ちょま、ばれてるってことはもしや龍馬さんたちから……!?あることないこと!?
本気で「次に会ったらもう攫われた後でした」になってる……以蔵、覚悟した方がいいかもww
晋作さんが言うには、慎ちゃんはあのときしめ縄が怪しいと気づいていたらしいです。でも主人公が悩んでいるから、黙ってそれを龍馬さんに相談して、龍馬さんは晋作さんが適任だろうと言ってくれたそうで。
じわっときた。この忙しいときにみんなが不安に気づいてくれて、みんなで助けてくれようとしてるのが嬉しい。
とりあえず、後で晋作さんと社を調べに行くことに。
約束した時間、宿を出てみると晋作さんと……以蔵が!
やっぱり隊士服カコイイ!!しかし久しぶりとか言ってるし、服も髪も初見みたいで、なんというかよそよそしい。今回は髪切ったの主人公じゃないんだ……。
そのとき、主人公が以蔵の頬の腫れに気づいてどうしたの?と聞きます。
こ、これはまさか!そして以蔵モノローグ(回想)。
どうもさっき掃除をしていたとき、以蔵はそこにいたらしいです。でも咄嗟に逃げちゃった。お互い避けてたんだね。
すると、後ろから怒鳴り声が。背後を取られたことにも気づかない以蔵!?
そこにいた晋作さんがツラ貸せ!と路地奥へ。
こ、これはやはり……!
がっつり顔を殴られました
いや殴られたことよりも、なんで拳くらい避けられないんだ!以蔵がだよ!?
そこに突っ込まれ腑抜けと言われ、以蔵が返した言葉
「あんたに何が分かる」
が非常に腰抜けていてよかったです☆ミ
ゲラゲラわろてもた。なんという子供。寂しいのに傍にいてと言えないのかこん子は!でも努力は認める!
晋作さんにもいじけたガキだの気持ちを伝えることにビビっているだけだのボロクソに言われてしまいました。でもまあ、いちいちいちいち同じことを思ったので……なんというか……超正論。
どんな結果になろうが今のおまえより惨めにはならん!は名言だと思います。そしてそれに納得してしまう以蔵がかわいくてならんかった。
大丈夫だ、君はその素直さがあればまっとうに生きていける。がんばれ。
回想終わり。
頬のことを聞かれ、「少し気合いをもらった」という以蔵。す、素直だ…!そして晋作さんがめちゃ嬉しそうだ!!
自分が関わることで人の意識が好転することが嬉しいんだろうな。指導者調停者として素晴らしい方です。
やっぱり晋作さんと龍馬さんは似てるとこありますね。器といい、人を引きつける魅力で相手を丸め込……もとい説得してしまうところといい。やっぱ人の上に立つ人間だなと思いました。
そして三人で社へ。
晋作さんが仏教とか概念とか色々出して解説していましたが、まあそこはどうでもいいので飛ばして、ちょっと実験したいので向こうの方の原っぱまで二人で行って帰ってこいと。
あー、いない間にしめ縄揺らしてみるつもりか。主人公がここにいない、もしくはしめ縄を揺らすのを見ていないときにどうなるか調べるのね。
なのに以蔵は
「え?いったいそれに何の意味が──」←真っ赤
とか
まさか俺と(主人公)を二人きりにしようとした……なんてことは
とか、アホなことを考えています。まじあほすw
いやアホなことのはずだったんだが……前を行く主人公があまりにもこっちを向いてくれないので……これまでのようには戻れないのかと悲しくなったり、それでも構わないと思ったり。挙げ句の果てに
もうすぐ未来に帰ろうが、住む世界が違っていようが、
(主人公)が俺をどう思っていようが。
俺は(主人公)を愛している
( ゚∀゚;):;*.':;ブッ
ちょ……ちょっ、ちょま、
俺は後ろから(主人公)を抱き締めた
( ゚;ж;゚;):;*.':;ガハッ
い、いやちょっと待て!じゃすとあみにゅっつ!おかしいそれおかしい!
だって考えても見てくれよセニョール、そんなことはもうすでに
三話も前に済ませちまってるんだぜ?
確かにはっきり告白はしてないが、ていうかこのストレートすぎる幕末にあるまじき台詞もどうかと思うが、これがあるかないかの違いだろうぜ?
なのになんだこの
見ていられない感!!!
一人称が主人公に移り、やっぱり主人公はさほど驚かない様子。むしろまたこんな風に戻れて嬉しいみたいな感じ。おかあさん臭がする!自分から行動を起こしてくれるのを見守る保護者臭がするわー!
ということは結局主人公の気持ちはずっと一定で、以蔵の気持ちがどうなるか、それをどう表すかが問題だった訳なのでしょうか。
そんなことを考える間にも見ていられない劇場は続きます。
「夕日、きれいだね……」
「(主人公)の方がきれいだ」
い、いかれた先生が乗り移っ(ry
「俺は(主人公)を愛している」
言ったーーー!いやここではっきり言わなきゃ駄目なんだけど、考えたそのまんま言ったーーー!!!!
その後たとえ未来に帰ってもたとえ俺を好きじゃなくても、と続けたかったのでしょうが、唇に指を当てて止められ告白返されました。そして目を閉じる主人公……
多分今度は意思の疎通ができたことと思います(七話参照)
しかしまだ話は終わりではなかった。
あ、この話というのは笑うところという意味です。
しばらくして社に戻った二人に、晋作さんは「どうだった?ぐらっときたか?」と聞きますが、色ボケた二人は真っ赤になって
「な、なにを……」
とか言っています。これが吹かずにおれようか!
その後も「意識を失いそうになったか?って聞いてんだ!」と言われ、
ええっ!そんなの答えられないよ!もしかしてこの時代ではそういうの報告しなくちゃいけないの?
と迷うも、ちらっと以蔵を見ただけで
絶対に違うな
と思ったり。ここブハッてなっていいですよ皆さんwww
業を煮やした晋作さんがしめ縄の話を出し、ようやく目的を思い出した主人公。
そこからまた晋作さんの解説が続き、結局はあの時なくしたキーホルダーがあれば帰れる(かもしれない)という結論に。するとすかさず以蔵が
「なら、今から探すか!」
おおおおおまえその何でもない顔は……おまえなあ!負担になりたくないのは分かるが、何という朴念仁!
主人公はちゃんと分かっているらしく、色々なことがすっきりしたと晋作さんにお礼を言っています。
これはあれだよね、帰る方法が分からないと「どうやって帰るのか分からない」という消極的な理由、つまり逃げでこの世界に残ることができるってことで。
同じように、以蔵が自分を好きかもしれない、好きじゃないかもしれない、自分も以蔵に伝えてないから分かってないかもしれない、でも伝わっているのかもしれないと、両方の可能性が考えられるから悩むってことだよね。
晋作さんのおかげでお互いの気持ちも分かった、帰れるかもしれない方法も見つかった。
全部の問題がはっきりしたから、自分がどうしたいかを逃げずに決めることができますってことだね。
他の人はそこまでやらなくてもよかったけど、やっぱ以蔵はなあ……自分が必要以上に地に足つけてないと守ってあげられないし。
いやもちろん守ってあげなきゃ駄目だというわけではないんだが、なんというか、以蔵は主人公の意思で守ってあげたいと思うところがよいところと思います。
主人公はおかあさんでいいと思う。以蔵が自分の意思で何かをしに行くのをちゃんと笑って見送って、時には助けて、無事に帰ってくるのを信じて待っていることが以蔵の力になると思うのです。
しかしなんというか、このルートって恋愛というより以蔵育成物語だな。
人斬り以蔵の隠れた感情や才能を引き出し、誰にも開かれなかった心を解し、色々なことを悟らせ、そして自ら行動に出るのを見守る……まさに以蔵育てゲー!
そう考えるとかなり楽しいことになってまいりました。
しかし……この回終わりの一言。
「その高杉さんにも分からなかったことが、この後、わたし達に起ころうとしていた。」
ってなによ???
えっ、また新撰組に会うとか?あれ、え、この時期って同盟成立直後だよね。
……あああ!
寺田屋事件か!!??
えええええこれ帰ったら寺田屋襲われてんの!?それはいくらなんでも!
急げ!間に合えーーー!!
あっそういえば他ルートでも(特に龍馬さんルートで)思ったけど、風呂に入っているときに新撰組に気づいてあられもない格好で危急を知らせに行くルートはどこですか?(w
後からぶつぶつ言う龍馬さんが見たい……とどのつまりは龍馬さんが見たい。早く隊士服見せてほしい!