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 Cherry 2 

じゃあ。俺の考えてることを教えようか?」

少しだけ下がった声音。
えっ、と見返す少女の腕を放し、カウンターから出て、彼女の横に立つ。
「俺がいつも、何を考えてるか。ちゃんは知らないでしょ」
いつもみたいに笑う、表情が。
なんとなく、いつもと違うように見えた。

「え……あ、あの……?」
蛇に睨まれたカエル?
そんな言葉が、脳裏をよぎる。
義人はちらっと周りを見渡し、かがんで少女の耳に口を寄せた。
「例えば……。こういう所が気になる、とかさ」
ブラウスの、少しだけ開いた胸元をつっとなぞる。
ぴくっと反応して、少女は目を見開いた。
「こんな格好をして、俺を誘ってるの?……とか」
他の客に見えないように、短いスカートの上から腿に触れる。
「俺がいつも欲情してるの、知らないでしょ?」
「………!」
硬直してしまった少女に向かって、やっぱりにこにこと笑いながら義人は続けた。
「例えば、さ。ここでいきなり、服を脱がしたらどうするんだろう……とか」
少女は我慢できずに目を閉じた。囁かれているだけなのに、本当に脱がされているような感覚に陥る。
「お客さんとか、みんな見てる前で……シャツのボタンを外されて。
 下着も剥ぎ取られて、かわいらしい胸がすぐ、つんって反応するんだよね。ちゃんはいやらしい子だから」
「やっ……」
小さくうめいて、思わず胸の前で腕を組む。
その体は多分、彼の言ったとおりに反応してしまっているのだろう。
義人はわざと耳に息を吹きかけながら、涼しげな笑顔のまま少女の耳を犯す。
「スカートに手を入れたら、もう、ぐちゃぐちゃで。内股にまであふれてて。
 そこをかるく撫でるだけで、イキそうな声をあげて」
「ぁ……っ……」
「指を挿れたら、早く早くって……ぎゅうぎゅう締め付けてきて。一本じゃ全然足りないって、我が儘を言うんだ」
義人の手が、腿から膝にかけて、ゆっくりと往復する。
それだけで、少女の体はかすかに震え出した。
「こんな、他人がいる所で。俺のが欲しいって、泣いてねだるんだろ?」
義人の口調が。
だんだん、彼女を陵辱するときのものに変わる。
「んふ…っ、ふっ……」
呼吸が荒くなるのを感じながら、少女は息を詰めて耐える。
今、しゃべったら。とんでもないことを口走ってしまいそうで。
「我慢できない、もう挿れてって、泣き声を出して。
 おもらししたみたいになってるアソコに、俺のを


「すみませーん!コーヒーひとつ、追加してもらえますか?」


少し離れた席から、掛けられた声に。
「は〜い。ちょっと待っててね?」
義人はがらりと口調を変え、いつものように愛想良く笑った。
客にそう答えてから少女に向き直り、
「子供扱いされたくないなら、そうしてあげてもいいけど?」
軽い調子で尋ねると、少女は俯いたままぶんぶんと首を振った。
「そう?残念」
くすくす笑いながら、体を起こす。
「俺はいつも、そんなことを考えてるんだからね。下手なこと言ってると、襲うよ?」
「は……ハイ」
「うん。いい子だ」
縮こまって返事をする少女の頭を撫でた後。
彼は、カウンターへ戻るために振り向きざま、もう一度口調を変えて囁いた。

「ご褒美に、客がいなくなったらシてやるから。大人しく待ってろ」
「………!」

過敏に反応する少女に、口調を戻して、
「それとさ。ひとつ言っておくけど、手帳落とした人ってさ」
にこ、と人なつっこい笑みを浮かべた。


男だよ?」

FIN.

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