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 PINK PRINCESS 6 

「…………ゴメン。」
「ゆるさないーっっだっっ!!」

翌朝。
ハダカにシーツを纏っただけで正座して謝る彼に、ぷいと横を向く少女。

「………もうしません。」
「すっごく!痛いんだからね!?」

昨晩、半ば意識の無かった彼が、薄れゆく視界の中で最後にキスした場所は口唇ではなく。

「……申し訳ございません。」
「せんせいなんか、キライ!!」

ひどいあざと、歯がぶつかった傷。
痛々しい跡が残った胸の谷間をシーツで隠し、おそらく照れも混じっているのだろう少女の怒りは全く収まらず。


結局、花椿は三連休を取らざるを得なかった。

FIN.

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