MANA's ROOM〜トップへ戻る
Total    Today    Yesterday   拍手メールサイトマップ
更新記録リンク掲示板日記
ときメモGS別館 アンジェ・遙時別館 ジブリ別館 ごちゃまぜ別館
 
 


後書き

すすす、すみませ…!(吐血)
フォウマミのようなカラーの創作は書けないと言いながらこのていたらく。えーと叙情詩のような雰囲気を目指してみごと挫折です。できるだけ装飾は除いたつもりなんですが。

えー、なんで書けないのに書いたかというと。
私は「もう会えない」というエンディングが嫌いです。どんなにきれいなエンディングでも、それは私にとってバッドエンドです。どんなにお話として陳腐になろうとも、高尚なバッドエンドよりはナンセンスなハッピーエンドで終わって欲しいと願うタイプです。

で、この度めでたく(?)フォウマミにハマってしまい、神皇様の悲しみと哀れさを号泣しつつ堪能して、さて、となるわけですよ。
会いたくても会えない、という哀しさを楽しむには、最後の最後で会えないと駄目なのです。私はそうなのです。だから、公式では補ってもらえない最後の最後で会う話を、自分で書かずにおれなかったわけです。
二人とも実体でソン村でずっとほのぼの蜜月。という脳内設定のあまりの陳腐さを、せめてできるだけカバーしようという努力は認められますが(笑)

とりあえずこの心の中ってのは、マスターやディースの心に入ったときと同じような場所だと思います。で、フォウルはリュウと融合して精神だけの状態になってしまって、そこで鈴に宿っていたマミの精神と出逢う、と。
リュウは神々を元の世界に送り返しましたが、リュウ自身の「神」の部分を送り返す任を担ったのが、リュウの中にいるフォウルではないかと。人間になったらリュウの髪の色も戻ってるし。
で、フォウルはそのつもりだったけど、マミに会ったんで計画変更。神の力を全部使ってマミと自分を実体化させて、人間としてソン村へ降臨(笑)
人の世の理をねじまげてまで、むりやり連れ戻されたマミが苦笑している姿が目に浮かぶようです。つうか無理がありますね。ゴリ押し上等!

人を生き返らせる、というのはファンタジーとしてもかなり反則の部類(だと思う)なのですが、この場合は物語としての質でなくて結果が決まっているものをどれだけマシに見せるか?という問題なので、満足です。
ソン村のやつらにだって、マミが死んだなんて連絡は行ってないでしょうし。死んだとは思われてるでしょうけど。帝国軍は崩壊したし、追われていたフォウルについても言い訳できそうです。

ということでめでたく、フォウマミの蜜月設定カクホ☆
私が考えるフォウルは、普通の人間みたくマミにベタベタはしないと思います。しないですが、こう淡々とマミを占有するかんじ。
農作業の邪魔とかされて、マミがあんちゃん!って怒ると、「誰がおまえの命を救ったと思っている」とかって死んだ原因棚上げ?ということを言われてマミ苦笑。のような。(ドリーム過ぎ)
例えていうなら「妖精事件」(高河ゆん)のクーのようなかんじ。あんまり覚えていませんが淡々と強烈にラブ。という。
そんなフォウマミのほのぼの蜜月話を書く気はありません(ないのかよ)いや条件整っただけで満足。

長々と言い訳にお付き合いくださり有り難うございました!

<<ご意見フォーム>>
ご感想・ご意見・リクエスト・気になったこと・気に入ったこと・ネタ出し・続編の希望・登場させて欲しい人など、ご自由に書き捨ててください!